オランダ大学院の留学日記

オランダの大学院(修士課程)で勉強中の日本人の日記。

海外大学院の検索に便利!studyportals

日本国内での大学選びでさえ大変なのに、海外の大学を探すのはとっても大変なことだと思います。

 

そこで今回は、自分に合った海外の大学・大学院を探すことのできる便利なサイト、「studyportals」を紹介します!

 

 

studyportalsとは

2007年に開発された、国際的な学習プログラムの検索をサポートしてくれるサービスです。現在はオランダに拠点を置いています。

 

studyportalsではその検索対象ごとにwebサイトがあり、

・学士課程を探せる Bachelorsportal.com

修士課程を探せる Mastersportal.com

・PhD(博士)課程を探せる PhDportal.com

などの他にも、短期コースを探すサイトや、奨学金を探すサイトもあります。

 

ここでは私も利用したMastersportalを例に使い方を紹介しますが、他のサイトでも使い方は概ね同じです。

 

 

海外大学院検索の方法

Mastersportalではまず、専門分野 × 地域で大学院を検索できます。

 

トップページがこのように表示されるので、学びたい分野(What do you want to study?)と進学希望エリア(Where?)を入力します。

これはどちらか片方だけ入力しても検索できるので、専攻は決まってるけどどの国に行くかまでは決まってないという人でも大丈夫です。

 

私の専攻でもあるFood Scienceで検索してみると...

 

 

このように、Food Scienceに関連する修士課程プログラムが表示されます。

そして左端に表示されている選択肢を変更することで、もっと詳しく絞り込むことができます。

 

Discipline

専攻分野が選べます。

Location

大学のあるエリアが、国名または大陸名(アジア、ヨーロッパなど)から選べます。

Tuition Fee

1年間の学費が5,000~10,000ドル、10,000~20,000ドル、などから選べます。通貨はドル、ユーロ、ポンドで切り替え可能です。

Duration

修士課程が1年なのか2年なのか、またはそれ以外の期間から選べます。

Format

フルタイムプログラムかパートタイムプログラムを選べます。

 

画像では切れてしまっているんですが他にも、

Attendance

オンラインで受講できるコースか、キャンパスで受講するコースか選べます。

Degree Type

MSc、MA、MBA…など得られる学位の種類を選べます。

 

このように、かなり詳しく絞り込み検索ができます!

この時点で進学先の候補を絞り込むことができると思いますが、このあとさらに大学院を比較するのも簡単です。

 

 

大学院の比較

検索結果一覧の中から興味のあるプログラムをクリックすると、

 

 

このように詳細を見ることができます。

 

出願開始時期や学期開始時期だけでなく、大学の世界ランキングも表示されるのがとっても便利だと思いました。

また、このページから大学の公式サイトに飛ぶこともできますし、

さらに下へスクロールすると、出願に必要な英語スコア(TOEFL、IELTS)や他の出願要件、その地域での平均的な生活費まで記載されています!

 

これらを全部自分で調べるのにはかなりの労力が必要なので、全部一括で表示してくれるのはとっても便利です。

もしお気に入りのプログラムが見つかったら、ハートのマークをクリックしてWishlistに追加して、後から見返したり、Wishlist内のプログラムを比較することもできます。

 

 

 

以上が、mastersportalの使い方です!

とっても使いやすいサイトなので、英語が苦手でも簡単に検索することができると思います。

 

一般的に海外大学選びはかなり時間がかかる作業だし、まだ他にも条件に合うプログラムがあるんじゃないかと思うといくら調べても調べ終わらないので苦労する人が多いんじゃないでしょうか。

私は一通り自分で大学探しをした後にmastersportalを知って使ってみたんですが、事前に目星をつけていたプログラムは全て検索結果に表示されていたので、情報の網羅性は十分です。

それに、自分ではなかなか目をつけないような大学のプログラムが理想にピッタリだったりして、出願先の幅を広げることができました。

 

私が使ってみた感想としては、海外大学院の出願先探しはこのmastersportalだけで十分だと思います!

 

海外の大学に進学しようかなと思っている人はぜひ使ってみてください。