オランダ大学院の留学日記

オランダの大学院(修士課程)で勉強中の日本人の日記。

JASSOの第二種奨学金(海外)在学採用に採用されました

こんにちは。

今回は留学準備のテーマに戻って、奨学金の話です。

 

海外大学院進学に向けてたっくさんの給付型奨学金に申請したものの、かなりの狭き門で(何百万も貰えるんだから当然ですよね)私は全落ちしてしまいました…。

お金を理由に諦めるのもできないくらい今の大学院に行きたかったので両親にも無理を言って通わせてもらっていますが、私の大学はEU圏外の学生の授業料が高額で、さすがに奨学金を貰わないとやっていけません。

 

そこで、9月にJASSOの第二種奨学金(海外)在学採用に申し込み、つい先日交付決定の通知が届きました。

 

これは貸与型なので借金という形にはなりますがほぼ確実に貰えるので、給付型奨学金に落ちた留学生の頼みの綱です。

また、在学採用(海外大学院へ進学後に申し込む)と事前採用(日本の大学に在学中に申し込む)の2パターンがあります。私は事前採用の申請受付が始まるタイミングを確認し忘れていて申し込めなかったので、オランダに着いてから在学採用へ申し込みました。

 

この手続きですが若干複雑+計画的に準備することが必要なので、私が行った申請手順を紹介しようと思います。

私がこのJASSO奨学金について調べていたときは、そのほとんどが授与型を利用した人によるものだったので、貸与型を利用したい人の参考になれば嬉しいです。

 

 

 

奨学金の概要

まずはJASSOのホームページをよーく読みます。

www.jasso.go.jp

 

 

申請を決めたら日本で準備すること

申込書類の印刷

JASSOのホームページに「申込書類請求フォーム」というところがあるので、そこから請求すると申込書類(様式集)のPDFデータをダウンロードすることができます。

これを自分でA4用紙両面印刷で印刷すれば準備完了です。

私は下書き用に1部を白黒で、提出用の分は一応カラーで印刷しました。

 

このときに印刷設定をミスると書類の裏表がずれたりするので気をつけてください。

一部のページには裏表の表記があるので、印刷後にそれが合っているか確認しておきましょう。

 

 

保証人を探す

この奨学金では連帯保証人を1人、保証人を1人選任する必要があります。

原則として連帯保証人は両親のどちらか、保証人は両親以外の4親等以内の親族で65歳未満の人である必要があります。

私は父親と叔母にお願いしました。

 

あとから保証人がいない!となったら申し込めないので、事前にお願いしておきましょう。

ちなみに申込み段階では保証人からのサインなどは必要ありません。書類の記入欄も申請者本人(留学する本人)が記入することになっています。私は間違えて自筆が必要だと思ってたので父と叔母に書いてもらってしまいましたが、筆跡が3人とも似ているからか、そのまま提出して何も言われませんでした。

ただし、奨学金採用が決まったあとで保証人のサインと印鑑が必要になるようです(私はまだその連絡は受けていません)。

 

 

必要書類を集める

日本にいるうちに収入に関する証明書類と戸籍秒本を集めておくことが必要です。

 

まず収入の証明書類としてアルバイトをしていた人は源泉徴収票や給与明細、奨学金を貰っていた人はその証明書類などが必要になります。

このとき申し込み前年と本年の収入に変動があるかないかで手順が変わりますが、よっぽど家計事情に急な変化がない限りは「収入の変動なし」でいいと思います。

変動ありにすると提出書類が増えてちょっと面倒です…。

 

戸籍秒本についても場合によっては取得に時間がかかるので、早めに準備しておくことをおすすめします。

 

 

書類に記入していく

ここまで完了したら、いよいよ書類作成を進めていきます。

申し込み書類(様式集)とは別に「貸与奨学金案内」という説明書があるので、それを読みながら記入していきましょう。

提出後に書類へ不備が見つかった場合、海外に書類を送ってもらって修正して…とかなり手間がかかるので慎重に!私は書類の修正に1ヶ月ほどかかってしまいました。

記入するのは留学先の情報や収入証明、留学計画などです。

 

この中で留学開始・終了時期を記入する必要がありますが、私はここで1つ目のミスがありました。

大学院の卒業は2年後ですが入学証明書にその明記が無かったので、卒業年月は「指導教員と相談の上決定」とした上でアカデミックカレンダーを添付しました。

ここで私は2022年9月入学・2024年8月卒業だと思っていたので書類にも8月卒業予定と書きましたが、アカデミックカレンダーでは最終試験が7月で8月はholidayと記載されていました。

もちろん7月末にテストがあってすぐ卒業できるはずがないので、実際に卒業するのは8月だと思います。しかしJASSOの規定上では最終試験のある月が卒業月とされるそうで、卒業月を7月に修正するよう言われました。

 

2つ目のミスは、「入学時特別増額」の申請についてです。

書類をちゃんと読んでいなかったせいで申請すれば誰でも貰えると思っていましたが、実際は家計審査が必要でした。収入が一定以上の場合、日本政策金融公庫の「国の教育ローン」に申し込んだ上で、融資が断られた場合のみ特別増額の貸与が受けられます。

 

書類の修正は日本にいる代理者(両親など)がfaxか郵送で対応することになります。修正書類の提出だけで済むのでそこまで面倒ではありませんが、今後申請する方は気をつけてください。

そして、この段階で提出書類のうち在籍証明書、成績証明書、推薦書以外は全て準備が完了すると思います。留学先にこの用意した書類たちを持っていくのを忘れずに。

 

 

渡航後に準備すること

在籍証明書との取得

在籍証明書は入学日以降に発行されたものが必要です。書類上の入学日がいつなのか確認して、大学の事務局などに申請しましょう。私の大学はオンライン上での発行のみでしたがそれで大丈夫でした。

成績証明については進学後すぐ申請する場合成績が出ていないので、履修登録の証明書類で代用できます。私は大学の履修登録サイトから時間割一覧のスクリーンショットをとって印刷しました。

 

 

推薦書を書いてもらう

新入生の場合はここが難関かもしれません。

推薦書といっても申請者本人の人柄と学力を保証してもらう簡単かつ形式的なものですが、自分のことをよく知っている人がいない場合断られてしまうケースがあるようです。

説明書では指導教員や留学アドバイザーなどに依頼するよう書かれていますが、ヨーロッパでは研究室配属が2年目からというケースが多いので、指導教員はまだ決まっておらず頼めません。

そこで私は学習アドバイザーという、履修登録などをサポートするために割り当てられている教員の方にお願いしました。直接話したのは履修相談の時の1回だけなので、正直私の人柄も学力も全然知らないとは思いますが、快諾してくれたのでよかったです。

もしアドバイザーのような人がついていない場合は、入学書類の審査を担当してくれた人に頼むのがいいのかなと思います。審査の課程でCVやSoPを読んで受験者の人柄や学力を評価しているはずなので、その他の教員よりは自分のことをよく知っているはずだからです。

 

 

提出!

書類が濡れないようクリアファイルに閉じて、封筒に入れ、追跡付きの方法で日本にあるJASSOの事務所へ郵送しました。

オランダでは一部のPostNL窓口から国際郵便を送ることができます。私の最寄りの文具店にある窓口では国内郵便しか扱っておらず、少し都市部のお店まで出しに行きました。

 

私は9月末に書類を提出し、その後2週間ほどで国内代理人(両親)の住所へJASSOから修正箇所について書類が届きました(先述の2点)。両親に修正書類を送ってもらって10月中旬に修正作業が終わり、そして12月頭にようやく奨学金交付決定の通知が届きました。

 

 

思ったよりも時間と手間がかかりましたが、とりあえず奨学金を貰えることが決まってほっとしました!

奨学金は来年度の授業料支払いと生活費に充てる予定です。しかし来年度もまた高額な授業料を払わないといけないので、ホリデー期間中にバイトしたり、生活費を節約したりしてお金を貯めないといけません。

光熱費高騰によって家賃が上がってしまったこともあり金銭面にゆとりがないので、早く給料のもらえる博士課程に進学したいです。あとは治験とかで一気に大金が稼げないかなと思って調べてるものの、授業があるとなかなか参加が難しくて実現できてません。

改めて、給付型奨学金を貰っている人はこんな心配をしなくていいのが本当に羨ましいです…。でもこれだけ自分に大きな投資をしているので、この2年間の経験を最大限活かせるように頑張ろうと思いました。

 

 

 

オランダ大学院の初学期を終えて

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こんにちは。

 

ブログに書くタイミングを逃していたのですが、先月末に1学期目が終わりました!

オランダに来てから始めての学期だったのでその振り返りをしていきます。

 

私の大学院では1年が6学期に分かれており、各学期で1つまたは2つの授業を履修します。

日本だと1科目につき週1, 2コマの授業(1コマ90分くらい)があるのが普通ですが、こっちでは1科目につき週4または5(1コマ2〜3時間)です。

授業のペースが早く予習が大変という欠点がある一方、短期集中で学んだほうがその科目の勉強に集中できるし、学期末のテストも2つ(2日間)だけなのでテスト勉強が楽な気がしました。

 

 

 

 

平日のスケジュール

8:20~11:30 授業①

11:30~14:00 家に帰って昼食、自由時間または勉強

14:00~17:00 授業②(授業録画を家で視聴)

17:00~20:00 自由時間、夕食、お風呂、ジムなど

20:00~23:00 授業の予習

 

週によって実験があったり授業が短かったりしますが大体こんな感じです。

 

授業①は数学の問題演習中心の授業でした。

朝早いので家を出るのが億劫になることがありましたが、おかげで早く起きて勉強する生活リズムが整ったので良かったです。それに問題演習で頭を使うので、ねぼけてる脳を起こすことができます。

 

授業②の方はもっと専門的な内容で、講義が中心の授業でした。

教科書の文字量が多く、予習のためにそれを読むのが最初は大変でした。また、講義も進むのが早くてノートをとったり教科書にマーカーを引いたりするのが全然間に合わないので、私は早々に対面授業への参加を諦め、授業の録画を一時停止しながらじっくり見て勉強していました。

2時間の講義を消化するのに3~4時間はかかっていたと思います。

 

 

予習方法

授業①の方はその場で問題演習するだけなので予習することは特に無かったです。

トピックごとに短い講義動画を見ることができましたが、数学が日本の高校数学と同じくらいのレベルだったのでほぼ使わなかったです。

 

授業②では、授業で扱う範囲の教科書のリーディングを予習として行っていました。

専門用語が多く初読では理解できないので、難しい単語に和訳をつけながらざーっと一通り読むという感じです。

一番最初は知らない単語だらけで1回分の予習に4時間くらいかかっていましたが、同じ単語が何度も出てくるので後半はだいぶ読むスピードも上がりました。

また、最初は翻訳が必要な場面が多かったこともあり、英語で授業を受けているのにいちいち和訳してて大丈夫なのかと不安になることがありました。それでも最終的には英語で内容を理解しテストでも答えられるようになったので、毎回文章をまるごと翻訳にかけて読むとかでなければ辞書を活用しながら予習するのは大いにあり(というか必然的)だと思います。

 

 

成績のつけ方・勉強量

今学期の授業はどちらもほぼ100%期末テストで成績がつく方式で、授業①が回答過程を含む記述式、授業②が計算問題を含む選択肢問題です。

海外ではもっとグループワークとかレポート課題が重要視されるのかなと思っていましたが、日本と同じテスト中心の授業が割とあるのは意外でした。(ちなみに2学期目にとっている授業ではテスト60%、レポート課題40%です。)

 

テスト1発で成績が決まるのは少しプレッシャーに感じるものの、他の学生の様子を見ていると、暗記型教育に慣れている日本人(というかアジア人?)はこういうテストに強い傾向があるように感じます。

グループディスカッションですごく発言していて頭の良さそうな同級生がテストに落ちていたりして衝撃を受けました。

 

そして私の体感としては、日本の高校時代と同じくらいに勉強していればテストでは良い成績が取れると思います。過去問も公開されていたので、テストの形式を掴んだ上で勉強できました。しかもテスト1週間前はテスト準備期間として授業が無く(テストはたった2科目しかないのに)、テスト勉強をする時間も十分にあります。

 

留学前はYouTubeで「過酷な海外大学院生のテスト期間」のような動画(夜遅くまで図書館で勉強するようなVlog)を見て相当過酷な生活を覚悟していたので、これも意外な点でした。

アメリカとヨーロッパでも多少違うかもしれませんが、私の大学院では勉強と私生活のバランスを重視しているようで、テスト期間にはストレス解消法セミナーみたいなものが開かれていました。そして周りの友人たちも普段の土日はあまり勉強せずにお出かけしている人が多く、オンオフのバランスがとれている印象です。

 

そしてこのテスト準備休みは1週間+テストの日程によってはさらに1週間弱あるので、この期間に小旅行へ出かける学生が割といるようです。私も1日だけですがアムステルダムへ観光に行ってリフレッシュしてきました!

今学期は12月中旬にテスト休みがあるので、ドイツのクリスマスマーケットへ泊りがけで行く予定です。

 

 

成績発表

テストから約2週間後、成績が公開されました。

オランダ大学院での初めての成績は…

 

授業①(数学)が 9 /10

授業②(専門)が 8 /10

でした!

 

GPA 8.5だと上位25%くらいに入るので結構いい成績です。

最終GPAが8以上だとDistinction付きで合格できるので、できればこの調子で頑張ってDistinctionを貰いたいなーと少し考えています。もちろん心身健康にちゃんと卒業するのが第一ですが。

 

ただ、2~6学期でとる授業の評価(昨年度の授業アンケート)を見たところ1学期に受けた2科目より難しい授業が多い上にレポートなども出されるようなので、高評価をもらうのはもっと大変になりそうです。旅行など楽しみつつ頑張りたいと思います。

 

 

以上、1学期の振り返りでした!

とりあえず1学期目を無事に終え、海外大学院の空気感も掴んで慣れてきたので、今後は勉強だけじゃなく趣味とかいろいろアクティブにやっていきたいなと思っています。

 

留学生でもオランダ政府から月€194の補助金がもらえる話

こんにちは。

先日、前から申請していたオランダ政府の補助金がやっと受理されたので、それについて紹介します。

 

 

 

まず、オランダに住む上で、政府からの補助金への申請は必ず行いましょう!

申請しろとも言われないし役所の人もわざわざ教えてはくれませんが、申請すれば簡単に月€150ほどが手に入ります

 

 

補助金は大きく分けて医療費手当、育児手当、家賃手当の3つがあります。

詳しくはまず公式ホームページを読んでみてください。

(全てオランダ語ですが、Googleのページ翻訳機能を使えば大丈夫です。)

www.belastingdienst.nl

 

このうち医療費補助家賃補助は条件を満たせば留学生でも受け取ることができます。

家賃補助は割と有名(?)な一方で医療費補助は知らない人が多い気がしますが、毎月約100ユーロも貰えるので、忘れずに申請しましょう!

 

 

家賃補助について

主な申請の条件は

・収入および資産が高すぎない

・家賃が高すぎない

自己完結型の部屋に住んでいる

ということです。

 

自己完結型の部屋」というのがわかりづらい表現ですが、ルームシェアなどではなく自分の部屋があるタイプの住居であれば基本大丈夫なようです。

専用のバス・トイレ・キッチンがないといけないような記載もありますが、実際私の部屋(バス・トイレ共用、キッチンは専用)でも申請できたので割と曖昧な感じなのかもしれません。

部屋探しサイトではこの家賃補助に対応しているかどうかを確認できることが多いと思うので、そこで確認するのがベストです。

 

また、一見家賃が高い部屋でも、家賃補助を使うと安い部屋と同じ家賃になるというケースがかなりあるので、部屋探しのときはぜひ家賃手当も考慮して選んでみてください。

家賃が高いとその分補助金の額も増えるので、例えば家賃が€100高い部屋でも補助金の差額によって€20差くらいになったりします。

 

Proefberekening toeslagen 2021 en 2022

こちらのリンクから家賃手当の試算をすることができます。

 

部屋探しのときは「表記されている家賃」ではなく「家賃補助も考慮した実質的な家賃」で比較しましょう。

家賃が高い部屋は他の学生が申し込まない可能性も高いので、部屋が若干見つけやすくなるというメリットもあります。

 

 

 

医療費補助について

主な申請の条件は

・収入および資産が高すぎない

・18歳以上である

・オランダの医療保険に加入している

ということです。

最初の2点は留学生ならほぼ該当すると思いますが、短期留学の場合などはオランダではなく日本の保険に加入していて医療費補助が受けられない場合もあります。

正規留学の場合は、入学時に大学側が決めたオランダの保険に加入していて補助を受けられる場合が多いと思います。

今後オランダで生活する上でも自分の保険加入状況は知っておかないといけないので、事前に確認しておきましょう。

 

また、(私の周辺では)比較的知名度の低い医療費補助ですが、なんと年収€22,000未満の人は月に€111も貰うことができます。

 

Hoeveel zorgtoeslag krijg ik?

このリンクから収入に応じた補助金額を確認することができます。

 

この補助金のことを知っているかいないかで、年間 €111×12 = €1332 ≒ 18.5万円も収入に差が出ます(オランダからフランスとイタリアに旅行できるくらいの額ですね…)。

このブログを読んだラッキーな皆さんは忘れずに申請しましょう!

 

 

 

申請の手順

必要なもの

BSN

・オランダの銀行口座

・Digid

基本的にこれだけです!

家賃補助申請の際には家賃の詳細(基本家賃、サービス料、清掃料など)を入力する必要があるので、賃貸契約の書類も確認しておきましょう。

 

手順

こちらのホームページから申請できます。

www.belastingdienst.nl

 

Digidを使ってログイン後、収入や世帯状況についての質問に答えていくだけです。5分程度で終わります。

ちなみに多くの留学生(学部・修士)の場合はオランダで給料を貰っていないと思うので、収入は€0として計算します。奨学金や学生ローン、親からの援助などは給与に含まれません。

 

私の場合9月頭に申請して、医療費補助は申請から3日後、家賃補助は1ヶ月後に承認されていました。実際に振り込まれるのは10月末からです。

これらの補助金は過去の分も遡って申請できるので、申請するのが遅くても、オランダに住み始めた月(市役所に住民登録をした月)からの分を受け取ることができます。

 

 

 

実際の受給額(オランダに正規留学している大学院生の場合)

申請が受理されると、上記のホームページから毎月の受給額を確認することができます。

私が実際に受け取った(今月末から受け取る)金額は以下のとおりです。

※ホームページがオランダ語表記なのでページ翻訳しています

 

 

 

家賃補助が€83、医療費補助が€111なので、合計で€194 /月を受け取ることができました!

ちなみに私は基本家賃(家賃-サービス料-光熱費)が€280くらいの安い部屋に住んでいるので、家賃補助はこれよりも多くなる場合が多いと思います。

 

2つ合わせると年間€2,328なので、大学院の2年間では€4,656、つまり約65万円もの利益です。

オランダは消費税が高かったりしますが、その分ここまで手厚い補助を留学生にも出してくれるのはありがたいですね。

 

 

以上、留学生がオランダ政府から貰える補助金まとめでした!

オランダ到着前後にやることまとめ

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お久しぶりです!

 

実は約2週間前にオランダへ到着しました!

到着後は大学のオリエンテーションと同時並行で色々な手続きがあり、その中で不安なことや要領よく進められず困ったことがあったので、今回は私の体験を元に「オランダ到着前~到着後の数週間で何をしたらいいのか」を時系列でまとめていきます。

 

 

1.現金の両替・クレジットカード取得

オランダに着いてから現地の銀行口座を開設するまでの数週間は手持ちの現金とクレジットカードだけが頼みの綱なので、現金は多めに持ってくる+クレジットカードは2枚持ちで上限額を引き上げておくことをおすすめします!

 

まず現金について。

オランダでの買い物はデビットカードが主流ですがこれにはオランダの銀行口座が必要で作るのに時間がかかりますし、大きなスーパーなど以外ではクレジットカードが使えないことがあります。

そういったときに現金を割と使う上に、新生活の準備にはかなりお金がかかるので、個人的には10万円ほどあると安心かなと思います。

 

ちなみに私の大学は郊外にあるので、外貨両替したいと思ったらバスで片道50分かけて別の市まで行かないといけません…。

レートの良し悪しはあると思いますが、出国前に日本で両替しておくのが一番安心だと思います。

飛行機の時間が早朝や深夜だと空港の両替窓口が空いていない可能性があるので、そこも気をつけてください!

 

 

また、クレジットカードは主にネットショッピングと現金の引き出しに使います。

 

オランダに着いたらまず家具家電を買い揃える必要がありますが、特に車を持っていない場合は実店舗で買って運ぶことが困難なので、必然的に家具類はIKEAなどの通販で頼むことになると思います。

また、私のように大学が郊外にある場合、ちょっとした小物でも街のお店で全然見つからないということがあるのでAmazonが大活躍しています。

私は基本的な家具が着いた部屋を契約していて、家具も基本的に中古のもので揃えましたが、それでもこの約2週間で結構な額をクレカで支払って限度額ぎりぎりになってしまいました。

なので事前に利用上限額は一時的でもいいので引き上げておくと安心です。

 

また、オランダでは街中のGeldmaatという黄色いATMに行けばクレジットカードから現金を下ろすことができます。

手持ちの現金が無くなったときのためにも、クレジットカードは必需品です!

 

さらに念の為、カードは2枚持ちをおすすめします。

というのも、私は楽天ANAの2枚(どちらもVISA)を持っているんですが、楽天カードが使えずANAなら使えるという場面が割とありました。

よく原因はわからないんですが、ANAの方が海外利用に対応してそうなのでそういう関係かもしれません。

クレジットカードを1枚しか作れない・作りたくない場合はカード会社選びに要注意です。

 

 

 

2.SIMカードの購入

空港内や市街地の携帯ショップでSIMカードを手に入れられます。

空港からアパートへ向かう途中だけでも経路検索や翻訳アプリなどネットがないと超不便なので、オランダに着いたらすぐSIMカードを買うことをおすすめします!

ちなみに私はオランダへの到着時刻が遅く空港内でSIMを手に入れられなかったので、最初の数日間はeSIMと呼ばれるネット上で手続きが完結できるサービスを使用していました。

 

このとき、どうせなら今後オランダで使っていく予定のキャリアを選んだほうが後々楽なのでおすすめです。

私はオランダの格安SIMで大手のLebaraというキャリアを使っています!

Lebaraでは最初のうちはプリペイド式で使って、後でオランダの口座ができたら継続契約(SIM Only)に切り替えらることが可能で、しかもそれらの手続きのアプリで行えるので便利です。

 

ただ、私はeSIMからLebaraに切り替える際にネットでSIMカードを注文したんですが、発送が遅延しているとかで2日以内に届くと言われていたのに10日以上待ちました…。

よっぽど郊外に住んでいない限り、街中の携帯ショップに行けば無料でSIMカードは貰えるので、配達よりも自分で行ったほうが早いかもしれません。

 

さらにもう1つ私の失敗を元にしたアドバイスとして、電話番号の使えるプランを選ぶことを強くおすすめします!

旅行者向けのSIMカードプランだとインターネット通信のみで電話はできないものが多いですが、留学する人の場合は今後色んな手続きで電話番号が必要になります。

私はeSIMでデータのみのプランを使っていて、LebaraのSIMカードを手に入れるまでにも時間がかかったので、その間は銀行口座の開設ができなかったり、ウェブサービスへの登録でSMS認証を求められてできなかったりと、すんごく不便でした。

 

到着直後に空港でLebaraのSIMカードを貰い、アプリからプリペイドのプランを申し込んで、電話番号+インターネット5~10GBを使えるようにしておくのが最適解だと思います。

※事前にスマホSIMロックを解除しておくのを忘れずに!

 

 

 

3.各種電話番号を変更する

無事にオランダの電話番号を手に入れたら、大学のアカウント、SNS、通販サイトなど電話番号を登録しているものを更新しましょう。

ただし日本の銀行口座やクレジットカードについては、日本の番号しか登録できない(日本在住でないと利用できない)ようになっていて、番号は更新できませんでした。

また、ヨーロッパやアメリカではLINEの代わりにWhatsAppというメッセージツールが主流になっているので、それへの登録または登録している番号の変更も必要になると思います。

 

 

 

4.生活用品を中古品で揃える

私の大学では学生が要らなくなった家具家電を自由に売り買いできるフリーマーケットのようなFacebookグループがあります(他の大学・地域でも似たようなのがあるはず)。

家具家電は日本から持ってくると送料が超高いし、全て新品で揃えるのも学生には中々しんどいので、私はこれをフル活用してこの1週間で一通り買い揃えました。

 

例えばオランダでは必須の自転車は新品だと高額で、安くても150ユーロほどはします。街中の中古自転車屋でもボロボロのものが70ユーロくらいでした。

ですが私は学生が出品していたきれいめの自転車を70ユーロで買うことができたのでラッキーだったと思います。

あとは電子レンジが25ユーロ、大きめの冷蔵庫が75ユーロ、ソファーが30ユーロなど、新品で揃えるのと比べたらトータルで約1/3の値段に抑えられています。

 

ただ、中古品は自分の欲しいものが欲しいタイミングで出品されるとは限らないので、そこの見極めが大事になってきます。

生活必需品系は最初の1週間で中古のが見つからなければネット注文して揃え、その他の家具家電は安く見つけたタイミングで買うのがいいかなと思います。

私はテーブル、ラグ、棚、IH調理器などをAmazonIKEAで購入しましたが、ネット通販はたまに中古品を買うより安いコスパ最強な家具があるので、中古品に凝りすぎないこともまた重要です。

 

 

 

5.住民登録

私は渡航前にこの住民登録の方法がよくわからず、戸籍謄本が必要?それを翻訳しないといけない??など色々調べてよく分からなくなっていたんですが、結果としては大学側の案内に従って行えば簡単でした。

 

留学生の住民登録では3つのステップがあり、

・居住地の自治体への登録

市役所または大学内の臨時窓口でパスポート、賃貸契約書、申込書を提出するだけ。3日後くらいにBSNナンバーの書かれた郵便が届きます。

 

・移民局(IND)への生体情報登録

大学に指定された場所(私はキャンパス内でした)へ行き、パスポートを見せて、顔写真と指紋を登録します。

予約確認のメールでは居住地を示すものが必要とか何とか書かれていましたが、実際はパスポートだけで大丈夫でした。

 

・residence permit cardsの受け取り

生体情報の登録後、INDが滞在許可証を発行するのですが、これは直接受け取りにいかないといけません。

私の大学では9月中に2日間だけINDが大学へ来てくれるので、そこでパスポートを見せれば受け取ることができます。

自分で直接INDに受け取りに行こうとすると、別の市へ行かないといけなかったり、予約が取りづらかったりするようなので、大学で受け取るのが一番楽です。

 

以上の3つを行えば基本的な居住の手続きは完了です。

私の場合は8月上旬にこれらの手続きに関するメールが大学から届きました。

 

 

 

6.銀行口座の開設

BSNナンバーと電話番号をゲットしたら、なるべく早く銀行口座を開設しましょう!

前にも書いたとおりオランダではデビットカードの決済が主流なので、オランダの口座が無いと色々不便です。

銀行もどれを選ぶか悩むと思いますが、私は英語に対応している+アプリで手続きができる+先輩からのおすすめという理由で、AMROを選びました。

学生向けの口座なら維持費がかからないですし、アプリから申し込んで1時間後には開設が完了しました(カードが届くまでには5日ほどかかるそうです)。

 

 

 

長くなってしまいましたが、以上がオランダ到着後1~2週間のうちに行う手続きです!

銀行口座が開設できたらまた登録するものが色々あるので、それは後日まとめます。

 

到着後は居住環境を整えるので精一杯だし新しい環境に慣れるのは大変ですが、上記のステップを効率よく行えればそのストレスを少しは軽減できるかなと思います。

 

また、こういった手続きの中でわからないことがあったとき、外国だと誰に頼ればいいかわからず悩んでしまいがちですが、困ったらとりあえず大学の学生サービスセンターのようなところか、同じ大学に留学していた先輩がいればその人に聞くのが一番です。

 

このブログでもある程度は質問に対応できると思うので、なにか疑問があればいつでもコメントしてください!

留学準備報告2

30,000+ Airline Ticket Pictures | Download Free Images on Unsplash

 

 

こんにちは。

5月、6月と特に留学準備でやることが無かったので、前回の更新からだいぶ日数が空いてしまいました。

7月に入ってからは色々とやることがあったので、それを記録していきます。

 

 

 

完了済み

・航空券の手配

円安などで価格高騰が続いていたので様子を見てましたが、一向に安くなる気配が無いので諦めて航空券を買いました。

大韓航空で仁川を経由する便です。私は韓国旅行に行くのがずっと夢で、2年前に旅行を計画していたのに丁度コロナが流行り始めてキャンセルになってしまっていたので、19時間ある乗り継ぎでソウル観光を楽しもうと思います!

現在韓国への入国には観光ビザが必要なので(乗り継ぐだけなら不要)、韓国大使館へ行ってビザ申請も行いました。

 

 

・履修計画の作成

7月頭に大学からメールが届き、履修登録の方法についての資料が渡されました。

実際の履修登録は8月末にあるガイダンスの中でstudy adviserという担当の方と相談してから行いますが、その前に履修案を組んでみました。

1学期につき履修できるのは1または2科目だけで、年間で6学期あるので、10~12科目ほどの授業を決めていきます。

そのうち必修は3つ、選択必修は2つほどありました。その他はかなり自由に選べるみたいです。

 

 

・家具家電の処分

前回の記事でも書きましたが、渡航にあたって今の部屋の家具家電はほとんど処分します。

この前はリサイクルショップに見積もりにきてもらって、冷蔵庫と洗濯機を合計3000円で買い取ってもらうことにしました。机やソファー、本棚などは買取できないと言われてしまったので粗大ごみとして処分します。

また、自転車や鍋、カーテンなどはじゅんかんコンビニへ捨てに行く予定です。

ただしカーテンやドライヤーなど、退去日当日まで使いたいものがあるので、かなりぎりぎりですが退去日の早朝にレンタカーを借りて捨てに行きます(早めに退去準備してホテルに数日泊まるのが一番楽だと思います)。じゅんかんコンビニなら24時間無料で色々な物を捨てられるのがかなり便利だなと思いました。

また、粗大ごみや燃えないごみなどは収集日が限られてるので、何日に何を捨てるのかかなり細かく計画を立てています。計画をミスったら退去日なのに荷物が残っているということになりかねないので、これが一番大変でした…。

 

 

・オランダへの荷物発送

まだオランダでの家は決まってないんですが、転送コムというサービスを使って服や靴などは発送しました。

転送コムに登録すると専用の国内住所(どこかの倉庫)を貰えるので、そこに今は荷物を送ってあります。家が決まり次第オランダの住所を登録すれば、倉庫からオランダへ荷物を送ってもらえるという仕組みです。

手数料もそんなに高くないし、面倒な国際便の手続きもやってもらえるので、留学する方にはおすすめです!

 

 

・国際免許の取得

交番での交付だと2,3週間かかるようですが、免許センターへ行って即日発行してもらえました。

 

 

iPhoneSIM解除

ウェブ上で5分ほどで手続きできました。意外と簡単でびっくり。

オランダに着いた直後からはプリペイドSIMを使って、その後オランダの口座開設などが済んだら現地のキャリアで契約するつもりです。

 

 

・U-NEXT登録

ずっとNetFlixを使っていたんですが、U−NEXTの方が見れる映画の本数が多いので(その分料金も高いですが)1ヶ月間の無料お試しに登録しました。

8月は飛行機に乗る時間が長いので、そこで見ようと思っています!

 

 

進行中

・家探し

私の大学では、学生の家探しはROOM.nlという専用のサイトを使うのが一般的です。

7/15から大学周辺の物件情報が公開されました。(遅い…!)

サイトの登録者には登録日や出身地(遠い人ほど有利)などに応じた順位が決まっています。1つの物件に50人ほどが申し込んで、その中で1番順位の高い人だけが物件の契約権をもらえるという仕組みです。

私は日本から行くのと合格通知を受け取った3月中旬にすぐ登録したので順位は高めなんですが、どの物件でも順位が5~10位くらいになってしまってまだ契約できていません。あと1週間くらいはかかりそう。

家賃は光熱費込みで300~450ユーロの物件が多いです。PhD向けの物件だともう少し高めの物件もありました。私は固定費をいかに抑えるかが節約において重要だと思うので、とにかく安い物件を探しています。

 

 

 

以上が現在の準備状況です!

8月に入ったら一気に引っ越しなどで忙しくなりそうなので、またブログにまとめようと思います。

 

 

留学準備報告1

30,000+ Moving Boxes Pictures | Download Free Images on Unsplash

 

 

お久しぶりです。

最近ちゃんとした(?)留学情報の記事を書く時間がなかなかとれないので、今日はさっくりと近況報告的な内容にします。

 

今年の秋から海外大学院に行く方はそろそろ準備を始めている頃でしょうか?

私は何をすればいいのか分からず、色んなブログやツイッターで情報収集しながら進めているところです。

一応備忘録として、留学準備の進捗を時々記録していこうと思います。

 

 

 

完了済み

・使わない銀行口座の解約

口座を2つ(ゆうちょと地方銀行)持っていたので、今後メインで使う予定のゆうちょ銀行を残してもう1つは解約してきました。

一応日本在住じゃないと口座を持てないというルールになっている銀行が多いみたいなので要確認です。私は奨学金の振込先、クレジットカードの引き落とし先として使います。

 

・Wiseの登録、カード作成

海外↔日本の送金がめっちゃ安いと話題のWise。デビットカードの作成にマイナンバーカードの提示などが必要で、海外転出届けを出すとマイナンバーカードは無効になるので、出国前に準備しておいた方がいいです。

似たようなサービスでRevoltも有名ですが、そちらはオランダでも登録できるらしい+Wiseで十分かもしれないので一旦保留です。

 

・引っ越しスケジュールを決める

日本からあまり家具をたくさん送ると送料が高くなることもあり、オランダでは家具付きの部屋を選ぶか現地調達する予定です。そのため日本から送る物は引っ越しというほど多くありませんが、衣類などは事前に国際小包(SAL便)で送る予定です。

SAL便は航空便よりも安く済む分、届くまでに6~13日かかるようなので、荷物の発送スケジュールを考えておく必要があります。

あとはアパートとの契約書を見て、退去時の家賃が日割りなのか月割りなのかを確認した上で退去日を決めました。

航空券の購入は円安の影響もあってまだですが、安くなったタイミングで買おうと思います。

 

 

進行中

・要らない家具家電の売却

オランダに持っていく予定が無く、日本でも使う機会の少ない家具や家電(テレビ、コピー機など)をメルカリで売っています。4月中なら新生活需要で売れやすいかな?と期待しています。

今後も留学準備に色々とお金がかかりそうなので、そこに充てる予定です。

 

・7月以降にやることリストの作成

国際免許の取得、クレジットカード等の住所変更、各種サービスの解約などなど。

7月ごろからは海外転出に向けてやることがたくさんあり、やり忘れたらまずいものが多いので、気づいたときにメモしています。

 

・オランダに持っていくものリストの作成

留学経験者の方のブログやツイッターなどで「持っていけばよかった物」「持っていかなくていい物」などの情報をちょくちょく見かけるので、そのタイミングで随時書き足しています。

 

 

以上です!

まだまだやることがたくさんありそうですが、大学院の入学手続きもまだ進行中なので今できるのはこれくらいかなと思います。

 

また5月にでも留学準備の進捗を報告します!

海外大学院の検索に便利!studyportals

日本国内での大学選びでさえ大変なのに、海外の大学を探すのはとっても大変なことだと思います。

 

そこで今回は、自分に合った海外の大学・大学院を探すことのできる便利なサイト、「studyportals」を紹介します!

 

 

studyportalsとは

2007年に開発された、国際的な学習プログラムの検索をサポートしてくれるサービスです。現在はオランダに拠点を置いています。

 

studyportalsではその検索対象ごとにwebサイトがあり、

・学士課程を探せる Bachelorsportal.com

修士課程を探せる Mastersportal.com

・PhD(博士)課程を探せる PhDportal.com

などの他にも、短期コースを探すサイトや、奨学金を探すサイトもあります。

 

ここでは私も利用したMastersportalを例に使い方を紹介しますが、他のサイトでも使い方は概ね同じです。

 

 

海外大学院検索の方法

Mastersportalではまず、専門分野 × 地域で大学院を検索できます。

 

トップページがこのように表示されるので、学びたい分野(What do you want to study?)と進学希望エリア(Where?)を入力します。

これはどちらか片方だけ入力しても検索できるので、専攻は決まってるけどどの国に行くかまでは決まってないという人でも大丈夫です。

 

私の専攻でもあるFood Scienceで検索してみると...

 

 

このように、Food Scienceに関連する修士課程プログラムが表示されます。

そして左端に表示されている選択肢を変更することで、もっと詳しく絞り込むことができます。

 

Discipline

専攻分野が選べます。

Location

大学のあるエリアが、国名または大陸名(アジア、ヨーロッパなど)から選べます。

Tuition Fee

1年間の学費が5,000~10,000ドル、10,000~20,000ドル、などから選べます。通貨はドル、ユーロ、ポンドで切り替え可能です。

Duration

修士課程が1年なのか2年なのか、またはそれ以外の期間から選べます。

Format

フルタイムプログラムかパートタイムプログラムを選べます。

 

画像では切れてしまっているんですが他にも、

Attendance

オンラインで受講できるコースか、キャンパスで受講するコースか選べます。

Degree Type

MSc、MA、MBA…など得られる学位の種類を選べます。

 

このように、かなり詳しく絞り込み検索ができます!

この時点で進学先の候補を絞り込むことができると思いますが、このあとさらに大学院を比較するのも簡単です。

 

 

大学院の比較

検索結果一覧の中から興味のあるプログラムをクリックすると、

 

 

このように詳細を見ることができます。

 

出願開始時期や学期開始時期だけでなく、大学の世界ランキングも表示されるのがとっても便利だと思いました。

また、このページから大学の公式サイトに飛ぶこともできますし、

さらに下へスクロールすると、出願に必要な英語スコア(TOEFL、IELTS)や他の出願要件、その地域での平均的な生活費まで記載されています!

 

これらを全部自分で調べるのにはかなりの労力が必要なので、全部一括で表示してくれるのはとっても便利です。

もしお気に入りのプログラムが見つかったら、ハートのマークをクリックしてWishlistに追加して、後から見返したり、Wishlist内のプログラムを比較することもできます。

 

 

 

以上が、mastersportalの使い方です!

とっても使いやすいサイトなので、英語が苦手でも簡単に検索することができると思います。

 

一般的に海外大学選びはかなり時間がかかる作業だし、まだ他にも条件に合うプログラムがあるんじゃないかと思うといくら調べても調べ終わらないので苦労する人が多いんじゃないでしょうか。

私は一通り自分で大学探しをした後にmastersportalを知って使ってみたんですが、事前に目星をつけていたプログラムは全て検索結果に表示されていたので、情報の網羅性は十分です。

それに、自分ではなかなか目をつけないような大学のプログラムが理想にピッタリだったりして、出願先の幅を広げることができました。

 

私が使ってみた感想としては、海外大学院の出願先探しはこのmastersportalだけで十分だと思います!

 

海外の大学に進学しようかなと思っている人はぜひ使ってみてください。